CPQはマスカスタマイゼーションを実現します。
日本製造業が勝ち残るには、顧客企業との「すり合わせ」で創ってきた高付加価値製品をもっと多くの
市場に迅速に売り込みシェアを伸ばしていかなくてはなりません。
そのためには、顧客の個別要求に柔軟に対応する「カスタム対応力」と大量生産に近い「ビジネス効率」を両立するマスカスタマイゼーションの確立が必要です。
CPQはこのマスカスタマイゼーションを実現するためのキーソリューションです。
こんなお悩みありませんか?
1.
複雑な製品仕様が多いが、ベテラン営業のノウハウが
属人化、営業スキルにばらつきがある。
若手営業の仕様ミスによる手戻りも多発...
3.
製品仕様の変更や新機種追加の際のマスタメンテナンスが面倒で情報が古いままになってしまう…
2.
見積もり時、設計や製造への問合せ・回答に時間が
かかり、受注機会を逃してしまう。
設計担当者も見積業務負荷が増え、実務に専念できない…
4.
CPQを導入したいが、設計と販売の製品構成単位が異なり、ルールの維持管理が難しく、導入のハードルが高い…
CPQの4つの特徴
1.
ベテラン営業や設計者の思考プロセスをデジタルに再現
ベテラン営業や設計者の仕様確定・見積における思考プロセスをデジタルに再現することで、受注業務の標準化を支援する基盤を提供します。これにより若手営業や海外営業でも、ベテラン営業と同等レベルの提案を行えるようになります。
2.
お客様にその場で見積回答
複雑な仕様の組合せや技術計算に基づく仕様見積も設計を介することなく、CPQを使いその場で見積提示ができます。仕様打ち合わせ回数や見積リードタイムが削減され、顧客満足度向上と受注業務の効率化を実現します。
設計は設計検討や見積業務の負担が軽減され、より高付加価値で複雑な受注設計に集中できるようになります。
3.
Excel形式でマスタメンテナンス
Excel形式で複雑な仕様の組み合わせルールや、技術計算ルールを定義できるため、開発なしに自社でマスターの管理や変更が可能です。
検証デバッグ機能により、ルールの事前検証でリリース前に問題の特定や、トラブル時に再現性を確保できます。
4.
設計のルールを営業のルールへ
コンバート
ルールは根拠ごとに定義され、自動生成により組み合わされます。設計ルールは単位ごとに管理され、設計分業と継続的な変更が簡単に行えます。
B2B製造業向けのCPQに関するPDF資料
CPQシステムに関して以下のようなPDFがダウンロードできます。
CPQの主な機能
製品仕様選定・見積作成
案件管理、検索
案件毎の管理情報、見積進捗・見積を管理でき、過去の案件を検索し、コピー再利用ができます。
製品選択
1案件に対して、複数製品の選定が可能です。選定した内容は流用可能で、過去の見積もり結果を有効活用できます。
仕様選定・価格算出
顧客要求を入力し、最適な製品・仕様を画面で確認できます。選定結果に応じて、型式コードや価格算出も可能です。
Web公開
CPQをWebで公開し、お客様自らが自社の要求にあった製品選択・価格算出を行うこともできます。
選定結果連携API
Web API
CRMやERPなどの外部システムと簡単に連携できます。
外部PG連携
(CPQルール統合)
選定途中に既存PGを呼出し結果をCPQへ連動し、既存資産や複雑すぎる計算も組み込みが可能です。
製品マスタ、ルール管理
製品マスタ管理
選定する製品の有効日付を用いた厳格なリビジョン管理のほかに、製品写真、外部PGコンテンツも管理できます。
Excelベースのルール定義
設計者が選定ルールをExcelベースで直接作成・更新ができ、仕様変更時も即座に対応可能です。
ルールを組み合わせてコンパイル
仕様、ルール、技術計算は組み合わせて再利用できます。複数の定義書を組み合わせて整合性をチェックし、ルールを生成します。
検証デバッグ
リリース前のルールの事前検証や、トラブル時に再現選定ができます。